口内炎ができると何より辛いのが食事の時間です。お腹は空いているのに食べ物がしみて痛くて噛めない飲み込めないというのは相当なストレスです。栄養を取らなければ治りも遅くなるという悪循環に陥らないためにも調理法やメニューを工夫して少しでも楽に食事を摂ることが大切です。ここでは口内炎の痛みがある時でも食べやすい食事のポイントと具体的なメニューを提案します。まず基本となるのは刺激を避けることです。物理的な刺激と化学的な刺激の両方を減らす工夫が必要です。物理的な刺激とは硬いものや尖ったものが患部に当たることです。せんべいや揚げ物の衣生野菜の繊維などは凶器になり得ます。食材はできるだけ細かく刻み柔らかく煮込むことが鉄則です。化学的な刺激とは味付けや温度のことです。塩味や酸味辛味は患部を強く刺激するため避けましょう。醤油や塩を直接かけるのではなく出汁の旨味を利用したり片栗粉でとろみをつけて味が直接粘膜に触れにくいようにしたりするのがコツです。また熱すぎるものも冷たすぎるものも刺激になるため人肌程度のぬるま湯くらいの温度が最も痛みを感じにくいです。おすすめのメニューの一つ目は野菜たっぷりの卵雑炊やリゾットです。ご飯は水分を多くして柔らかく煮込むことで噛む回数を減らせます。そこに細かく刻んだ野菜や鶏肉を入れ卵でとじればタンパク質やビタミンもバランスよく摂取できます。味付けは薄めの塩味か味噌味にしとろみをつけるとさらに食べやすくなります。二つ目はポタージュスープです。カボチャやジャガイモコーンなどをミキサーにかけてペースト状にし牛乳や豆乳で伸ばします。栄養価が高く飲み込むだけで良いので痛みが強い時の強い味方です。冷製スープにしても美味しくいただけます。三つ目は豆腐料理です。冷奴や湯豆腐は柔らかく刺激が少ないため口内炎の時の定番食材です。さらに栄養価を高めるために豆腐ハンバーグにするのも良いでしょう。挽肉と豆腐を混ぜてふわふわに焼き上げれば口の中でほぐれやすく無理なく食べられます。ソースはケチャップやソースなどの酸味が強いものは避け和風のあんかけなどにすると優しい味わいになります。デザートとしてはプリンやゼリーヨーグルトなどが適しています。ただし柑橘系の果物が入っているものは酸が染みるので避けた方が無難です。アイスクリームも口の中を冷やして感覚を鈍らせる効果があり一時的に痛みを和らげてくれることがあります。飲み物にも注意が必要です。炭酸飲料やオレンジジュースなどの酸性飲料は激痛のもとです。水や麦茶牛乳などを選びましょう。ストローを使うと患部に触れずに飲み物を喉の奥に送り込めるので便利です。ただし熱い飲み物にストローを使うと火傷の危険があるので注意してください。どうしても固形物が辛い場合は無理をせず栄養補助食品のゼリー飲料や高カロリーの流動食を利用するのも一つの手段です。ドラッグストアなどで手軽に購入できビタミンやミネラルを効率よく補給できます。
痛くて食べられない時の食事の工夫とおすすめメニュー